給湯器のおはなし

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2017年の始まりま全国的には穏やかな気候で過ごしやすいお正月となりましたね。
しかし、また急に冷え込みが始まり、朝晩は吐く息が白くなってきました。

 

さて、冬場になると「給湯器の故障した!」とよく耳にします。
大半の理由は冬場の寒さでの”凍結”です。
給湯器本体には安全装置が作動し、凍結を防止しますが、接続されている配管までは凍結を防止できません。
よって、配管が凍結した場合はキッチンやシャワーのお湯側の蛇口からお湯も水もでなくなってしまいます。
また、積雪により給湯器本体が破損することもあるそうです。
故障も多いことから、冬は給湯器の需要も増えます。

そこで、今回は給湯器についてお話したいと思います。

給湯器は
一般には台所に設置される小型のものが「湯沸器」
風呂を沸かす事にも使用出来る大型のものが「給湯器」と呼ばれ区別されます。

熱源も電気、ガス、石油、太陽熱など多様にあります。

今回は主に支流である3の熱源タイプをご紹介します。

1電気給湯器 2ガス給湯器 3石油給湯器

他にも熱源は太陽光発電や
天然ガスを利用して発電するエネファームなどがあります。

 

1【電気給湯器】
電熱ヒーターを使うタイプと熱交換を使うタイプがあります。
深夜電力の割安な単価適用時間帯を使い、貯湯タンク内に85°C程度に沸かした湯を150〜560リットル程度蓄えて昼間に給湯使用する。
火を使わないので火災の心配少なく、空気も汚しません。
作動音は静かで、深夜でもご近所を気にすることなく入浴できます。

機器は燃焼部分がないので故障が少なく、また寿命はガス・石油給湯機より長く約20年といわれています。

お湯を使い過ぎると、貯めたお湯では足りなくなり水になってしまいます。
お湯が少なくなるとお湯を作ることはできますが、昼間の電気を使うため、費用が高くなります。
【長所】
給排気設備が不要なため、設置場所の制限がガスや石油給湯器に比べ少ない。
設置場所では排気がなく、空気を一切汚さない。
季節別時間帯別電灯、時間帯別電灯、深夜電力、融雪用電力といった割安な電気料金プランが使える。
ガスや灯油の配管工事代を必要としない。
作動音が非常に静かである。

【短所】
即湯器ではなく貯湯式のため、給湯量に上限がある。
給湯不足とならないタンク容量の機種選定が必要となる。
貯湯タンクの設置場所が必要。
水圧が低い。別途加圧ユニットが必要な機種がある。ただし、一部の機種では水圧が高い水道直圧式もある。

電気給湯器の主な製品といえば
・電気温水器
・電気小型瞬間湯沸器
・エコキュート など

 

 

1【ガス給湯器】
水栓を操作するとバーナーが自動で着火し、瞬間的に必要な量のお湯を沸かします。
使いたいだけ、お湯切れを心配せずに使えるのは大きなメリットです。
給湯器自体がコンパクトなので設置スペースが小さく、設置コストも安価です。
機器の寿命は約8〜10年といわれています。
燃焼部分があるので、不完全燃焼や排気には注意をしなければなりません。
バーナーの着火音や排気音がありますので、深夜に使用する場合はご近所への配慮を。

【長所】
使用時に沸かすので、ロスがなく湯切れの心配がない。
機器の種類が多く、コンパクトなので設置場所を選ばない。

【短所】
燃焼部分の劣化、故障で機器の寿命が短い。(約10年)
燃焼する際、バーナーに炎が点火する音がし、排気のためのファンの作動音がする。
電気給湯器の主な製品といえば
・ガス小型瞬間湯沸器
・ガス給湯器(貯湯式・瞬間式)
・ エコジョーズ など

 

 

1【石油給湯器】
石油(灯油)バーナーによる給湯器。浴槽などの多量給湯に用いられる。
給湯方式は瞬間式と貯湯式があります。
ガスよりもパワフルに燃焼するので、寒い地域でも安定して給湯できます。
ガス給湯器と同様の扱い易さがあり、機器もコンパクトですが、灯油を貯めておくタンクを設置するスペースを確保しなければなりません。

機器の寿命は約8〜10年。
燃焼時の排気臭と作動音があるので、住宅が密集しているでは注意が必要です。
定期的に給油しなければなりません。

かつては、寒冷地や都市ガスの供給の無い地域での採用が多かったが、
原油価格の高騰やオール電化の普及に伴い電気給湯器へシフトする傾向にあります。

【長所】
石油が安価なときは、パワフルな割に経済的。
即湯器のため、実用上の限度水量がない。
特に低圧の半貯湯式は太陽熱温水器との接続が容易である。

【短所】
石油が高騰した時は、値段に直ぐ反映されてしまう。
石油独特の臭いやバーナー作動音がする。大型の燃料タンク設備が必要。
定期的に給油が必要。
低圧の半貯湯式で2階へも給湯する場合や特にシャワーを高圧にする場合はポンプの付置が必要。

石油給湯器の主な製品といえば
エコフィール、ガス発電・給湯暖房システムであるエコウィル など

 

気になるコスト面ですが
【初期費用】
最初にかかるコストを抑えるならガス給湯器がもっとも抑えられます。

【ランニングコスト】
電気給湯器が一番費用を抑えられます。
なおかつ、空気の熱を利用するエコキュートが断トツです。
エコキュートの次にランニングコストが抑えられるのは
こちらも熱源は電気の電気温水器です。
一番高いのはガス給湯器と言われています。

家庭用給湯器では最も一般的なのが【ガス給湯器】
その中でも特に一般的なのは「瞬間式ガス給湯器」です。
コンパクトで場所を取らないため広く普及しています。
お湯が必要な時にスイッチを入れて蛇口を開ければ、
瞬間でお湯を沸かして好きな量だけ使えます。

 

 

 

熱源によっての長所や短所を紹介しましたが、ご家庭によって合うものが違います。
機種によって様々な機能がついたものもあり、種類は様々です。

給湯器の細い種類や機能、サイズの選び方はまた次回お届けしたいと思います。

 

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引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B5%A6%E6%B9%AF%E5%99%A8

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