洗面化粧台をTOTOで検討すると、TOTOでよく並ぶのがオクターブ/オクターブスリム/オクターブライトの3シリーズ。
価格も機能も少しずつ違いがあり、間取りや使い方に合わせて選ぶのがコツです。
この記事では違い・おすすめ仕様・メリット/デメリットをまとめ、最後に失敗しない選び方チェックリストも用意しました。

3シリーズの特徴
- オクターブ:上位~中間機種。毎日の使いやすさとお掃除もラクしたい方へ。バリエーションが最も豊富。
奥行き550/間口750~1200 - オクターブスリム:省スペースに特化。奥行きがスリムで、限られたスペースを広く快適に使いたい方へ。
奥行き 430(ボウル面500)/間口600~1350 - オクターブライト:オクターブシリーズでは一番お求めやすい価格帯。コスパ重視で必要機能をしっかり押さえたい方へ。
奥行き550/間口600~900
ざっくり言うと
「選択自由度=オクターブ」
「省スペース=スリム」
「価格重視=ライト」になります。
オクターブ:清潔&時短に強い“王道”
おすすめ仕様・機能
- タッチレス水栓(自動水栓):手が汚れていても衛生的。小さなお子さまや料理・洗濯併用に◎
- 「きれい除菌水」対応:排水口や歯ブラシ・カップの除菌・ニオイ抑制に有効(ランニングほぼ不要の弱電解水)。
- すべり台形状のボウル:汚れや泡が自然に排水口へ流れやすい設計で掃除がラク。
- 三面鏡の充実(ワイドLED・可動式など):顔全体が明るく、ヘアセットやメイクが快適。
- 大容量キャビネット:引き出し中心の設計でデッドスペースが少ない。
メリット
- 清潔機能と使い勝手がハイレベル。
- 収納・鏡・水栓の選択肢が広く**“欲しい”に合わせて最適化**できる。
デメリット
- 同サイズ帯で比べると価格はやや高め。
- オプションが多く、選べる選択肢が多いため迷いやすい。
こんな人に:家族で使う時間が長い/水まわりの掃除負担を下げたい/長く使うので上位機能に投資したい。
オクターブスリム:通路確保&圧迫感を減らす“省スペース”
おすすめ仕様・機能
- スリム奥行:通行幅を確保したい狭小洗面に。廊下・2階ホール・セカンド洗面にも好相性。
- タッチレス水栓:狭い空間ほど水はね軽減&操作ラクの恩恵が大きい。
- 三面鏡の薄型プラン:圧迫感を抑えつつミラー裏収納を確保。

メリット
- 奥行が浅くても使い勝手を維持。
- 動線がタイトな空間でもぶつかりにくい。
デメリット
- 収納量は標準オクターブよりどうしても控えめ。
- カウンターの高さ800mm・洗面台高さが1790と1900mmの2通りのみ。
こんな人に:間取り優先/少し狭小箇所に設置/セカンド洗面として導入したい。
オクターブライト:コスパ重視の“必要十分”
おすすめ仕様・機能
- お掃除ラクラク水栓:水栓が上部に設置されているので汚れにくくお手入れラクラク。
- ハイバックガード:バックパネル+ボウルが継ぎ目がないため、お手入れはサッと拭くだけ。
- ひろびろボウル:スリムなカウンターにゆったり使えるボウルが一体化。
- 引き出し+開き扉のミックス:コストと収納力のバランス設計。
メリット
- 導入コストが控えめで賃貸・投資用にも選ばれやすい。
- ベーシック構成で納期調整がしやすい傾向。
デメリット
- きれい除菌水・タッチレス照明は選択不可。
- カラーバリエは8色のみ。
こんな人に:価格最優先/単身~共働きで使用時間が短い/賃貸・リフォーム戸数が多い案件。
主要スペックの比較(目安)
| 観点 | オクターブ | オクターブスリム | オクターブライト |
|---|---|---|---|
| 位置づけ | 標準~上位 | 省スペース特化 | エントリー |
| 清潔機能 | 充実(除菌水対応など) | 充実(除菌水対応など) | ベーシック |
| 収納力 | 大 | 中~小(奥行スリム) | 中 |
| 省スペース性 | ○ | ◎ | ○ |
| 価格感 | 中~高 | 中 | 低~中 |
| 推しポイント | 掃除ラク×高機能 | 動線確保×薄型 | コスパ |
失敗しない“おすすめ構成”テンプレ
- 家族メイン/長く使う
→ オクターブ+タッチレス水栓+除菌水+ワイドLED三面鏡+引き出し多め
狙い:掃除時間を短縮、夜間や子どもも使いやすい。 - 狭小スペース/セカンド洗面
→ オクターブスリム+タッチレス水栓+薄型三面鏡
狙い:通行幅を確保しつつ、衛生性と収納を最低限キープ。 - コスパ最優先/賃貸・投資
→ オクターブライト(LED照明+ミラー裏収納は採用)
狙い:初期費用を抑えつつ、見た目と使い勝手の底上げ。
よくある後悔ポイント(購入前チェック)
- 通路幅がギリギリ:引き出しの可動範囲を実寸で確認。
- 水はね・掃除負担:タッチレスや除菌水の実物デモを見ると判断が早い。
- コンセント不足:ドライヤー・電動歯ブラシ・電気シェーバー…差し込み位置と数を決めてから発注。
- 照明の影:三面鏡の照明位置と明るさでメイクの仕上がりが変わる。
- 収納の高さ:ボトル・ストックの最長サイズを採寸して引き出し内寸と照合。
まとめ:こう選べば失敗しない
- 使い勝手最優先なら→オクターブ
- 間取り/奥行き優先なら→オクターブスリム
- 価格最優先なら→オクターブライト
最後は、コストと動線(=生活のしやすさ)のどちらを優先するか。ショールームで実際のデザインやミラー・水栓の操作感を体験しつつ、この記事のチェックポイントを照らし合わせれば、納得いく一台に出会えます。
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